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意外と知らない?!モバイルバッテリーの機内持ち込みルール

海外旅行や出張の際に、あると便利なモバイルバッテリー
実は2026年4月から機内持ち込みに関するルールが変更されたって知ってました?

モバイルバッテリーは機内に持ち込める?
手荷物と預け入れ荷物、どちらに入れればいい?
持ち込める個数や容量に制限はある?

そんな疑問を持つあなたに、モバイルバッテリーを飛行機に持ち込む際の基本ルールや容量制限、注意点について分かりやすく解説します!

モバイルバッテリーは飛行機内に持ち込める?

基本的にモバイルバッテリーは、160Wh以下であれば2個まで手荷物としての持ち込みが可能です。

一般的なスマートフォン向けのモバイルバッテリーであれば、この容量を大きく下回る製品が多いため、基本的には問題なく持ち込めるでしょう。

ただし、モバイルバッテリーはスーツケースなどの預け入れ荷物に入れることはできません
必ず手荷物として機内へ持ち込みましょう。

利用する航空会社によって独自のルールが設けられている場合もあります。容量が確認できないモバイルバッテリーは持ち込みを断られる可能性もあるため、搭乗前に本体の表示と利用する航空会社のルールを確認しておきましょう。

なぜ預け荷物に入れてはいけないの?

モバイルバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は、劣化や製品の不具合、外部からの強い衝撃などによって、異常発熱や発煙、発火を引き起こす可能性があります。

つまり、問題が起こった際にすぐに発見・対処できる場所に置いておく必要があるのです。

旅行前にはスーツケースの中にモバイルバッテリーを入れてしまってないか、改めて確認しておきましょう。

機内でやってはいけないこと

モバイルバッテリーを収納棚に入れる

カバンの奥にしまい込んで頭上にある収納棚に入れてしまうと、これまた発見・対処が遅れてしまう可能性が!

異常が起きた際にすぐ取り出せるよう、手元や前の座席の下など、目の届く範囲に置いておくことが大切です。

モバイルバッテリーから他の電子機器への充電

機内では、モバイルバッテリーからスマートフォンやタブレットなどの電子機器へ充電することはできません。

充電が必要な場合は、座席に備え付けられているコンセントやUSBポートなどを利用しましょう。

ただし機内には充電設備がない場合もあるため、搭乗前にスマートフォンなどを十分に充電しておくと安心です。

モバイルバッテリーへの充電

バッテリー本体の容量がなくなっちゃったから、
今のうちに充電しておこう……なんて考えてしまいますが、これもやっちゃダメ。

つまり、機内ではモバイルバッテリーの充電・給電は行わず、万が一の異常にもすぐ気づける場所で保管しておくことが重要です。

モバイルバッテリーの容量を確認しよう

飛行機に持ち込めるモバイルバッテリーには、容量の制限があります。

モバイルバッテリーの容量は、電力量を表す「Wh(ワットアワー)」や、電池容量を表す「mAh(ミリアンペアアワー)」などで表示されています。

容量の目安と持ち込み条件

容量(Wh)持ち込みについて
160Wh以上 持ち込み不可
100〜160Wh 持ち込み可能(※)
100Wh以下持ち込み可能

※航空会社の承認が必要な場合もあります

Wh(ワットアワー)とmAh(ミリアンペアアワー)

mAh(ミリアンペアアワー)は、「mAh=Wh×1,000÷電圧(V)」で換算できます。

例えば、10,000mAh、3.7Vのモバイルバッテリーであれば、
10,000mAh × 3.7V ÷ 1,000 = 37Wh
となり、100Wh以下に該当します。

モバイルバッテリーの中には、本体に記載された「Wh」と「mAh」の数値が、一般的な換算では一致しない製品も

容量表示に不明な点がある場合は、フライト直前のトラブルを避けるためにも、メーカーや利用する航空会社へ事前に確認しておくと安心です。

PSEマークがついた商品を選ぼう

モバイルバッテリーを購入する際は、「PSEマーク」が付いているか確認しましょう。

PSEとは「Product Safety Electrical Appliance & Materials」の略で、電気用品安全法に基づく安全基準を満たしていることを示すマークです。

モバイルバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は、製品の不具合や劣化、強い衝撃などによって発熱・発煙・発火する可能性があります。

こうした製品の安全性を確保するため、モバイルバッテリーは2019年2月から電気用品安全法の規制対象となり、PSEマークのない対象製品は国内で販売できなくなりました。

なお、PSEマークが付いていないモバイルバッテリーを個人が使用すること自体に罰則が科されるわけではありません。また、PSEマークの有無は、飛行機への持ち込み可否を直接決める基準でもありません。

しかし安全性の観点から、新しく購入する際はモバイルバッテリーを購入・使用する際はPSEマークの有無を確認し、信頼できるメーカーや販売店の製品を選ぶようにしましょう。

なぜモバイルバッテリーのルールが改定されたの?

近年、世界各地で航空機内におけるリチウム電池に関連した発煙・発火などのトラブルが相次いでおり、さらなる安全対策の必要性が高まっています。

こうした状況を受け、ICAO(国際民間航空機関)では、モバイルバッテリーを含むリチウム電池によるリスクを低減するため、国際基準の見直しが進められました。

そして2026年3月27日(現地時間)、モバイルバッテリーの取り扱いに関する国際基準の緊急改定案がICAO理事会で承認され、即日適用されました。日本でもこの国際基準の緊急改定を受け、2026年4月24日から航空機内におけるモバイルバッテリーの新たなルールが適用されています。

今回のルール改定では、モバイルバッテリーの持ち込み個数機内での保管場所充電・給電などについて新たな制限が設けられました。

モバイルバッテリーは旅行中の便利なアイテムですが、使い方によっては重大な事故につながる可能性があります。
飛行機を利用する際は、「以前は持ち込めたから大丈夫」と考えず、最新のルールを確認したうえで安全に取り扱いましょう。

まとめ

飛行機にモバイルバッテリーを持ち込む際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • モバイルバッテリーは160Wh以下のものを2個まで
  • 預け入れ荷物には入れず、手荷物として機内へ持ち込む
  • 頭上の収納棚には入れず、状態を確認でき、すぐに取り出せる場所に置く
  • 飛行機内ではモバイルバッテリーの充電・給電を行わない
  • 出発前に利用する航空会社の最新ルールを確認する

モバイルバッテリーは旅行中に欠かせない便利なアイテムです。
PSEマークの付いた安全性に配慮された製品を選び、万が一異常が起きた場合にもすぐに対処できるよう、正しく持ち運びましょう。

また、海外旅行では予期せぬトラブルが起こることもあります。
モバイルバッテリーの準備とあわせて、もしものトラブルに備える海外旅行保険もお忘れなく!

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