
ミラノ・コルティナ冬季五輪のメダルラッシュの熱気がまだ冷めやらぬ中、
次にやってくるのは野球のワールドカップともいえる世界大会
――WBC(ワールドベースボールクラシック)です。
スポーツファンにとっては、うれしい悲鳴が止まらない興奮しきりのシーズンです!
とはいえ、
「WBCって、ニュースで名前は聞くけど……何の略だっけ?」
「オリンピックとは違うの?」
そんな、なんとなく知ってる派のあなたへ。
今さら聞けないWBCの基本を、初心者向けに分かりやすくおさらいしていきましょう!
もくじ
WBCとは
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)とは、『野球世界一』を決める国際大会です。
それぞれの国や地域のトッププロたちが普段所属しているチームを超えて集まり、
この時だけのドリームチームを結成します。
開催はおよそ4年に一度で、まさに“野球版オリンピック”ともいえるビッグイベントです。

主催するのは、メジャーリーグベースボール(MLB)機構とMLB選手会。
1990年代後半に野球の国際化が進んだ流れを受け、マーケット拡大と新たなファン獲得を見据え「世界一決定戦を開こう!」とMLBが提唱したことが大会誕生のきっかけでした。
第1回大会は2006年3月に開催され、今回で6回目。
前回2023年の第5回大会では決勝でアメリカを破って日本が優勝した、あのヒリつくような劇的な瞬間を覚えている人も多いハズ。
今回もまた、歴史に残る名場面が期待されます!
開催期間
全期間
2026年3月5日(木曜日)~2026年3月17日(火曜日)
準決勝
2026年3月15日(日曜日)、2026年3月16日(月曜日)
決勝
2026年3月17日(火曜日)
開催期間がミラノ・コルティナ2026冬季パラリンピックとほぼ重なるため、
スポーツ観戦に大忙しの2週間となりそうです!
今回の試合形式
WBCの大会規定は、過去大会の実績や課題をふまえ毎回アップデートされてきました。
まずは5チームづつ4つのプール(グループ)に分かれて総当たりのリーグ戦を実施。
そこで勝ち上がった8チームがトーナメントへと進出し、野球の世界一を争います。

Pool A:サンフアンプール
開催地:プエルトリコ/サン・フアン
会場:ヒラム・ビソーン・スタジアム
日程:2026年3月6日(金)~11日(水)
出場国:プエルトリコ、キューバ、カナダ、パナマ、コロンビア
Pool B:ヒューストンプール
開催地:アメリカ/テキサス州ヒューストン
会場:ダイキン・パーク
日程:2026年3月6日(金)~11日(水)
出場国:アメリカ、メキシコ、イタリア、イギリス、ブラジル
Pool C:東京プール
開催地:日本/東京
会場:東京ドーム
日程:2026年3月5日(木) ~ 10日(火)
出場国:日本、オーストラリア、韓国、チェコ、台湾(チャイニーズ・タイペイ)
Pool D:マイアミプール
開催地:アメリカ/フロリダ州マイアミ
会場:ローンデポ・パーク
日程:2026年3月6日(金)~11日(水)
出場国:ベネズエラ、ドミニカ共和国、オランダ、イスラエル、ニカラグア
準々決勝、準決勝、決勝
各プールの上位2チーム、計8チームが準々決勝へ進出します。
ここからは負けたら終わりのトーナメント方式です。
準々決勝の組み合わせは以下の通り。
- ●プールA 2位 × プールB 1位
- ●プールA 1位 × プールB 2位
- ●プールC 2位 × プールD 1位
- ●プールC 1位 × プールD 2位
世界一をかけた最終決戦の舞台は2026年3月17日のフロリダ州マイアミのローンデポ・パーク。
国の威信と誇りを背負ったチーム同士の戦い――
その結末から目が離せません!
WBCの参加条件

「国・地域の代表」としてユニフォームを着る以上、WBCでは参加規定が定められています。
2023年時点の規定では、次のいずれかを満たしていれば、その国の代表として出場することが可能です。
- ●参加国の国籍を持っている
- ●参加国の永住資格を所持している
- ●参加国で生まれている
- ●両親のどちらかが参加国の国籍を保持している
- ●両親のどちらかが参加国で生まれている
- ●参加国の国籍、またはパスポートの取得資格がある
- ●過去のWBCで、その国の最終ロースターに登録されたことがある
ポイントは、「血縁」や「出生地」など、ルーツが重視されるということ。
これらの条件を満たしていれば性別や年齢、職業は不問です。
実際、前回2023年の第5回大会では、日系人として初めてラーズ・ヌートバー選手が日本代表に選出されました。
また、実力さえあればプロはもちろんアマチュア選手でも出場が可能なのがWBCの面白いところ。
今回東京プールに入っているチェコ代表も、ほとんどの選手が学生が野球以外の職業についており「ほぼ素人」のチームとして話題になっています。
メジャーリーガーVS原子力機器のオペレーターのような夢のカードが実現するかもしれませんよ?!
今回の日本の調子は?

野球日本代表はWBCに第1回から出場し、過去5大会で3度の優勝を誇る最多優勝国です。
前回2023年大会ではアメリカとの決勝を制し、世界一に輝きました。
特に大谷翔平選手がマイク・トラウトを三振に仕留めた名場面は、大会の象徴として語り継がれています。その注目の大谷線選手は、今大会では打者専念で出場予定。
投手陣の柱として期待されている山本由伸選手をはじめ、打線には鈴木誠也選手、村上宗隆選手、岡本和真選手ら強打者が並びます。
日本代表の一番の大きな武器は、強固なチームワークと事前キャンプで培われた結束力と言われてます。
アメリカ、ドミニカ共和国と並ぶ【3強】の一角として、連覇への期待が高まっています!
決勝戦を見に行くには?

日本チームがプール戦を勝ち進んだ場合、準々決勝からは
アメリカはフロリダ州のローンデポ・パークで試合が行われます。
残念ながら現在日本からのマイアミへの直行便はなく、アメリカ国内の主要都市(アトランタ、ヒューストン、ダラス、ニューヨーク等)を経由する乗り継ぎ便が一般的です。
マイアミ
空港:マイアミ国際空港(Miami International Airport)
距離:約12,000km
時間:片道約17〜21時間以上
乗り換え:1~2回
金額目安:最安値で往復約200,000円~(※2026年2月現在)
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