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どこで会える?SNSで今大人気のあの動物たち

いま、SNSで人気爆発のあの動物たち!
かわいい仕草や表情でたくさんの人を虜にしています。

毎日、手元のスマホやパソコンに新しい写真が届くのでとても近くに居る気がしますが……
彼らは一体どこの動物園にいるのでしょうか?調査してみました!

コビトカバのムーデン

2024年9月現在、世界中で熱狂的な人気を誇っているのコビトカバのムーデン

ムーデンはタイ・バンコクのカオキアオ動物園(Khao Khaew Open Zoo)で、7月10日に生まれたコビトカバの女の子です。

タイ語で「弾むブタ」「もちもち豚つみれ」などの意味を持つ『ムーデン』は、
他の名前候補の「ムーデーン(チャーシュー)」と「ムーサップ(豚ひき肉)」を抑え、投票で選ばれました。

もっちりしたピンクのほっぺたに、カメラでも捉えきれないほどのアクティブな動きに世界中の人が夢中になっています。水を掛けられては怒り、飼育員に撫でられてはかじりつき、名前の通りいつもぷりぷりと走り回っています。

動物園には愛らしいムーデンを一目見ようとたくさんの観光客が押し寄せてしまい、現在は1人あたり5分間の入場制限を行っているとか。

ちなみに、7匹居る他のきょうだいの名前にも「豚」を意味する「ムー(หมู)」が付いており、動物園の公式SNSにはいつも美味しそうな単語が並んでいます。

ムーワーン…直訳で「甘い豚」。照りのある甘く味付けした角煮風の料理
ムートゥン……直訳で「豚の煮込み」。スパイスとともに風柔らかく煮込んだ豚肉料理

実はコビトカバは国際自然保護連合のレッドリストの「絶滅危惧種(EN)」に指定されているほどの希少種。野生の頭数は3000頭以下とされています。

絶滅の危機に瀕している動物に思いを馳せるきっかけになるといいですね。

カオキアオ動物園(Khao Khaew Open Zoo)

イ・バンコクのチョンブリー県の北東、約50kmに位置する「緑の山(カオ・キアオ)」の名前を持つ動物園。
パタヤの中心部から車で約1時間ほどの場所です。

ムーデンのいる約400エーカーのプレゼンテーションエリアは自然環境に近い設計となっており、動物たちの野生に近い暮らしぶりが観察できます。

他にも象やキリン、ペンギンなど、約250種、3000匹ほどの動物が暮らしています。

名称カオキアオ動物園(Khao Khaew Open Zoo)
URLhttps://khaokheow.zoothailand.org/jp/
営業時間08:00~17:00
料金・大人350バーツ(約1,500円)
・子ども120バーツ(約500円)
住所〒20110  タイ王国、チョンブリー県シラチャ郡バーンプラ村235番地
235 Moo 7, Tambon Bang-Pra, Amphur Sriracha, Chonburi 20110
地図Googleマップ

野生のアザラシたち

2024年8月から人気が続いているのが、オランダのピーテルブーレンアザラシセンター(Zeehondencentrum Pieterburen)で保護されている野生のアザラシたち。
SNSではアザラシ幼稚園の名前で人気になっています。

とあるXアカウントの紹介をきっかけに、アザラシたちの泳ぐプールを遠目に映すライブカメラのYoutubeチャンネルに日本人1万人が殺到。

立ち泳ぎしている姿が「茶柱」、プールの縁に寝そべっている姿は「のざらし」、プールの汚れは「茶渋」など、ファンたちが綴る不思議な日本語に施設のスタッフたちも困惑状態でしたが、話題が話題を呼び、オランダのテレビ局も取材に訪れました。

アザラシ1頭を育て上げるのに6~70万円ほどかかるそうで、寄付金とボランティアのみで成り立っている施設はいつも困窮気味。

今回の騒動でたくさんの寄付金が集まったこともあり、逆方向からプールを映す4Kライブカメラも増設され、今では根強いファンも生まれつつあります。

数週間~最大6ヶ月の保護期間を終えるとアザラシたちは野生へと返されます。
元気になって海に帰っていく様子はまさに「幼稚園の卒業式」です。

ピーテルブーレンアザラシセンター(Zeehondencentrum Pieterburen)

オランダのフローニンゲン州ヘト・ホーゲラントのピーテルブーレンにある、野生のアザラシの治療・保護・研究を行っている施設。

怪我や病気、寄生虫で弱ってしまったアザラシや、孤児になってしまったアザラシを保護し、治療やリハビリを行った後、オランダ北部のワッデン海から野生に帰す活動を行っています。

現在のセンターは2025年1月5日に閉鎖することが決まっており、すぐとなりのラウエルウオーフ地区にあるワッデン海世界遺産センターに移転予定です。

名称ピーテルブーレンアザラシセンター(Zeehondencentrum Pieterburen)
URLhttps://www.zeehondencentrum.nl/
営業時間10:00~17:00(11月1日から3月31日は11:00~16:00)
料金大人12.5ユーロ(約2,000円)、子ども10.5ユーロ(約1,600円)
住所〒9968 AG オランダ、ピーテルビューレン、フーフト通り94-A
Hoofdstraat 94-A, 9968 AG Pieterburen
地図Googleマップ
※2025年1月に移転予定

身近に居るたぬきたち

さて、今年もう一匹、SNS上で大人気となった動物を覚えているでしょうか?

2024年3月ごろSNS上で人気が爆発したのが日本の「たぬき」

「#たぬきエピソード」のハッシュタグで、意外と身近なところに出没する彼らの野生動物とは思えぬ、ちょっとまぬけなエピソードが話題になりました。

日本では都市部の住宅街でも見かけるほどメジャーな動物ですが、たぬきは世界的に見ると非常に珍しい動物で、日本、朝鮮半島、中国、ロシア東部など極東地域にのみ生息しています。

2010年と2013年の2回、日本からシンガポール動物園に”移籍”した際には熱烈な歓迎式典が開かれ、冷暖房完備の専用宿舎が用意されたとか。

現在は残念ながらシンガポール動物園にたぬきは居ないようですが、
身近な動物が海を超えて人気者になったのかと思うと少し不思議な気がしますね。

ちなみに、日本国内では50以上の動物園や施設でたぬきを飼育しているようです。
世界有数の珍獣に会いに、お近くの動物園まで足を運んでみてくださいね!

シンガポール動物園(Singapore Zoo)

自然環境に近い展示方法の「オープン・ズー」形式で、年間140万人が訪れるアジア最大級動物園。
シンガポールの中央集水自然保護区にあり、地元ではマンダイ・ズーとも呼ばれています。

人と動物を隔てる堀や塀は観客の目に触れることのないよう低木などでカモフラージュされており、周囲に広がる森と相まって自然環境の中で動物たちを観察しているような気分にさせてくれます。

朝ご飯を動物たちと一緒に食べる「ブレックファスト・イン・ザ・ワイルド」やツアーバギーで動物たちを観察する「ワイルド・ディスカバリーツアー」などイベントも盛り沢山。

絶滅危惧種を含む300種以上、4,200匹の動物が展示されています。

名称シンガポール動物園(Singapore Zoo、新加坡动物园)
URLhttps://www.mandai.com/ja/homepage/singapore-zoo.html
営業時間8:30~18:00
料金大人49シンガポールドル(約5,500円)、子ども34シンガポールドル(約3,700円)
住所〒729826
シンガポール、マンダイ・レイク・ロード80番
80 Mandai Lake Rd, Singapore 729826
地図Googleマップ

世界中にはたくさんの動物園がありますが、日本と比べて大変広く、動物を観察するためのルールが違うことも。

たくさんの人が訪れる人気の動物園では、動物に夢中になっている隙にスリの被害に遭ってしまうこともあります。

海外の動物園に遊びに行くときは、ぜひ海外旅行保険に入っておきましょう!

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