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海外へ渡航する前にワクチンを接種しましょう

海外旅行の準備といえば、まずはパスポートやビザ、そしてもちろん海外旅行保険です。
それに加えてぜひともチェックしておきたいのが「ワクチン(予防接種)」です。

毎年、インフルエンザや新型コロナのワクチンを打っているけど、それとは別に海外旅行に行くときも必要なの?
一体どんなワクチンを打てばいいの?

安全に海外旅行を楽しむため、渡航前に確認しておきたいワクチンの重要性をチェックしてみましょう!

ワクチンはなぜ必要?

自分自身を感染症から守るため

海外では、日本ではあまり見られない感染症が発生していたり、
日本よりも感染リスクが高い病気が存在しています。

予防接種で防げる病気には限りがありますが、
接種することで発症や重症化のリスクを抑えることが可能です。

予防接種証明書を要求されるため

感染症が流行している地域への渡航や、乗り継ぎのために流行国を経由する際に、
予防接種証明書の提示を求められることがあります。

入学や留学、病院での面会といった目的によっても、証明書の提出が必要になる場合があります。

証明書の発行が必要な場合は、早めに医療機関に相談しましょう。

どんなワクチンを受けるべき?

感染症のリスクと自分の健康状態によって、必要なワクチンは異なります

海外旅行で特に感染リスクが高いのは、飲食物を介して広がる感染性胃腸炎A型肝炎です。
また、インフルエンザ新型コロナウイルス感染症といった呼吸器系の感染症にも注意が必要です。

蚊が媒介する日本脳炎黄熱、性行為で感染するB型肝炎、動物に咬まれて発症する狂犬病といった病気のリスクもあります。

渡航先や滞在期間、目的、移動手段、年齢、健康状態、これまでの接種歴などを考慮したうえで、
医師と相談しながら接種を検討しましょう。

ワクチンはいつ打てばいいの?

海外渡航の際に必要な予防接種の多くは、間隔を開けて2~3回に分けて接種します。

出国までに少なくとも2回目まで終了しておく必要がありますので、
出発3か月以上前を目安に、トラベルクリニックや渡航外来等の医療機関で、予防接種を接種するワクチンの種類と接種日程を相談しましょう。

長期滞在の場合、3回目は現地または一時帰国の際に受ける選択肢も。
出発直前の予防接種は副反応が出る可能性もあるので、できるだけ避けましょう。

予防接種歴については、母子健康手帳に記録されていますが、記録が見つからなかったり、ワクチンの有効期間が切れている場合もあります。

1回のみの追加接種(ブースター接種)で済む場合もありますので、まずは医療機関に相談しましょう。

ワクチンで予防できる病気

新型コロナウイルス感染症

注意したい地域:世界中
接種回数:2回以上
接種日:初回、3週後
有効期間:6ヶ月

世界的な流行(パンデミック)が起こり、
一時はWHOから「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の宣言された新型コロナウイルス感染症。

2023年に緊急事態宣言は終了が発表されましたが、未だに世界中で感染者数は発生しており、
現在もワクチン接種証明書を求められる国もあります。

旅行中は普段の生活とは段違いに人との接触が多くなりますので、
重症化や周りへの再感染を防ぐためにもワクチンを接種しておきましょう。

破傷風

注意したい地域:世界中
接種回数:3回
接種日:初回、4週後、半年~1年後
有効期間:10年間

日本でも毎年患者が報告されている破傷風。
実は、破傷風菌は世界中の土壌に広く分布しており、傷口から体内に侵入することで感染します。

この菌が産生する毒素は神経に作用し、最悪の場合、死に至ることも。

特に、医療へのアクセスが限られた途上国へ行く人、ケガをするリスクが高い人、野外での作業や辺境地への渡航を予定している人は、事前のワクチン接種が推奨されます。

狂犬病

注意したい地域:アジア・アフリカ地域を中心に世界中
接種回数:3回
接種日:初回、4週後、半年~1年後
有効期間:2年間

狂犬病は、一度発症するとほぼ100%の確率で死亡する恐ろしい病気です。

感染源はイヌだけでなく、キツネ、アライグマ、コウモリなどの野生動物も含まれ、引っかかれたり咬まれたりすることでウイルスが体内に侵入します。

予防のためには、渡航前(曝露前)に1ヶ月間で3回のワクチン接種が必要です。

ただし、事前にワクチンを接種していても、狂犬病が発生している地域で動物に引っかかれたり咬まれたりした場合は、曝露後ワクチンの追加接種が必要になります。

適切に曝露後ワクチンを受けることで発症を防ぐことができるため、
万が一の際は速やかに現地の医療機関へ相談しましょう。

A型肝炎

注意したい地域:アジア、アフリカ、中南米など世界中
接種回数:3回
接種日:初回、2~4週後、半年~1年後
有効期間:5~10年間

A型肝炎は、加熱処理されていない食べ物や飲み物を通じて感染する病気です。

特に上下水道の整備が不十分な地域ではリスクが高く、
発症すると重症化し、入院が必要になることもあります。

流行地域では、生水を避け、ミネラルウォーターや一度沸騰させた水を選ぶことが大切です。
また、食事も加熱調理されたものを選ぶことで、感染リスクを減らせます。

B型肝炎

注意したい地域:アジア、アフリカや南アフリカの一部、東ヨーロッパ、中東など
接種回数:3回
接種日:初回、4週後、半年~1年後
有効期間:10年以上

B型肝炎は、現在の主な感染源は新生児期の母子感染と思春期以降の性行為(唾液や体液を介した濃厚接触)です。

健康な成人が感染した場合、多くは一過性感染で終わり、急性肝炎を発症するケースと、感染しても症状が出ない不顕性感染に分かれます。一過性感染の場合、約3か月ほどで肝機能が正常に戻ることがほとんどです。

ただし、B型肝炎は慢性化することもあり、一部の人では肝硬変や肝がんにつながるリスクもあるため、感染予防のためにワクチン接種が推奨されます。

ポリオ(急性灰白髄炎)

注意したい地域:アメリカ、イギリス、インドネシア、中東、アフリカなど
接種回数:2回
接種日:初回、6週後
有効期間:10年以上

ポリオ(急性灰白髄炎)は、ポリオウイルスによって汚染された飲み水を介して広がる、急性の麻痺が引き起こされる感染症です。

特に、ポリオが常在する地域に十分な免疫がないまま長期滞在するのは危険とされています。

過去にポリオワクチンを接種した人でも、抗体が十分に維持されていない場合があります。
そのため、患者が発生している国へ渡航する際は、事前に追加接種を受けておくことが推奨されます。

日本脳炎

注意したい地域:東アジア、南アジア、東南アジア
接種回数:3回
接種日:初回、1~4週後、1年後
有効期間:4年間

日本脳炎は、日本脳炎ウイルスを持つ蚊に刺されることで感染し、重篤な急性脳炎を引き起こします。死亡率が高く、助かっても後遺症が残ることが多い危険な病気です。

近年、媒介する蚊の生息域が広がった影響で、これまで流行がなかったオーストラリア地域でも患者の発生が報告されています。

日本脳炎のリスクがある地域へ渡航する場合は、事前にワクチン接種を検討しましょう。

黄熱

注意したい地域:アフリカや南米の熱帯地域
接種回数:1回
有効期間:生涯

黄熱は蚊によって媒介されるウイルス性の感染症で、
免疫を持たない場合の致死率は60%以上に達することもあります。

また、黄熱が流行している地域に渡航する場合、
入国時や乗り継ぎ時に黄熱予防接種証明書の提示が求められることがあります。

黄熱予防接種証明書は、接種後10日間から生涯有効となります。
以前発行された10年間有効の証明書も、そのまま更新手続きなしで生涯有効となるため、大切に保管し、廃棄しないようにしましょう。


その他にも、インフルエンザ、ジフテリア、麻しん、風しん、髄膜炎菌感染症、髄膜炎菌など
様々なワクチンが用意されています。

マラリアなど、内服薬で予防するものもあります。

ワクチンが必要な病気の流行状況や地域などは常に変化しますので、
ぜひ渡航前に医療機関に相談してみてください。

もちろん、病気のときの強い味方、海外旅行保険もお忘れなく!

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